「レオナール・フジタ ー ポーラ美術館コレクションを中心に」展が開催中!

あの展覧会混んでる?

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「レオナール・フジタ ー ポーラ美術館コレクションを中心に」展がBunkamura ザ・ミュージアムで2013年8月10日より開催中です。

「レオナール・フジタ ー ポーラ美術館コレクションを中心に」展は、レオナール・フジタ(藤田 嗣治、ふじた つぐはる)の国内最大のコレクションを有するポーラ美術館の所蔵作品を中心に初期から晩年までの作品を年代順に紹介する展覧会です。

 

hana chan 注目の作品

 

座る女性と猫, 藤田嗣治, 1923, oil on canvas, 鹿児島市立美術館

座る女性と猫, 藤田嗣治, 1923, oil on canvas, 鹿児島市立美術館

藤田嗣治は東京都出身の画家で、フランスにおいて最も有名な日本人画家と称されます。藤田は1913年渡欧しますが、第一次世界大戦の戦渦に巻き込まれます。しかしそれにもめげず、フランスに留まります。この時期に、モディリアーニやピカソ、ザッキンらを知ります。今回の展覧会では、モディリアーニやピカソの作品も同時に展示されます。

藤田は乳白色の絵肌に、面相筆による墨色で輪郭線を引き、対象を細密に描く独自の技法を確立しました。この技法によって描かれた裸婦や猫が西洋画壇で一躍人気となりました。

この《座る女性と猫》は渡仏して10年後の作品です。この乳白色の絵肌に墨色の輪郭線で描かれた女性と猫は藤田のトレードマークといえるでしょう。

 

タピスリーの裸婦, 藤田嗣治, 1923, oil on canvas, 京都国立近代美術館

タピスリーの裸婦, 藤田嗣治, 1923, oil on canvas, 京都国立近代美術館

《タピスリーの裸婦》は《座る女性と猫》の別バージョンです。藤田独自の技法は、一糸纏わぬモデルの美しさ、体の柔らかさを効果的に表現しています。またこれまでの西洋画には無い雰囲気を醸し出しています。

藤田の作品にはしばしば猫が登場します。2013年ブリヂストン美術館で開催された「Paris、パリ、巴里 ー 日本人が描く 1900–1945」展では《猫のいる静物》が展示され、動きのある猫を登場させることにより絵にコミカルな印象を与えています。今回の2枚に登場する猫はベッドの上でくつろいでいて、鑑賞者に安心感を与えているかのようです。

 

空想の子どもたち

 

誕生日, 藤田嗣治, 1958, oil on canvas, ポーラ美術館

誕生日, 藤田嗣治, 1958, oil on canvas, ポーラ美術館

藤田は第二次世界大戦で日本軍の従軍画家として活動したため、敗戦後、戦争協力者として批判されます。そのため1949年に渡仏し、1955年にはフランス国籍を取得。1959年には夫人とともにカトリックの洗礼を受け「レオナール・フジタ」と改名します。

フジタはこの頃から子どもを主題に描くようになります。《誕生日》は着飾った11人の子ども達が円卓を囲んで誕生日を祝っている場面を描いた作品です。時計で言って12時の位置にいる女の子が今回の主賓でしょうか。子ども達は一人一人細かく描かれていて、よく観察すると性格も分かりそうな気がします。窓の外からこちらを覗いている子ども達がちょっと怖いですね。

この子ども達はフジタの空想上の存在であるといわれています。戦争前後でフジタの心にどのような変化があったのでしょうか。

 

hana chan 注目のポイント

フジタは猫の使い方が上手いと思います。展覧会へ行ったら猫探しをしようと思います。

 

 

会場 Bunkamura ザ・ミュージアム
会期 2013/8/10(土)-10/14(月・祝)
開館時間 10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
休館日 会期中無休
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
巡回予定 金沢21世紀美術館(市民ギャラリーA)
巡回期間 2013年4月26日(金)-5月24日(金) 

 

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