美術館デビューのススメ。美術館の回り方を紹介します。

あの展覧会混んでる?

 

メッセージボード

メッセージボード

4. 鑑賞、その前に

 

さあ、作品を鑑賞するぞ!

 

ちょっと待ってください。特別展では、必ず入り口に作品貸与元美術館の館長のメッセージや、展示開催の目的などを掲示するボードがあります。軽く目を通しておきましょう。また、作品の展示はたいてい章ごとに構成されていることがほとんどです。章は画家の住んでいた地域順であったり、年代順であったり、作風別であったりします。その章の解説が書かれたボードも必ず掲示されていますので、見ておいて損は無いでしょう。作品がどういった分類で展示されているのかを把握しているとより深い理解につながると思います。

 

列ができたら並ぶ図

列ができたら並ぶ図

5. 絵画鑑賞を堪能

 

作品は自分のペースで見るのが良いでしょう。どうやって見たら良いか分からない方は、まずは美術館が企画した順路に従って鑑賞していきましょう。たいてい作品の前には列ができますので、マナーを守って割り込まずに見たい気持ちを抑えながら作品の解説板を読みましょう。解説板には、作品のタイトル、描かれた年代、場所、素材が書かれています。作品によっては、細かい解説が加えられることがあります。

 

自分が気に入った作品があっても、次に並んでいる人がいない場合を除いて正面を取り続けることは止めましょう。そういう場合はまた時間をおいて戻ってくるか、2、3歩後方に下がって鑑賞するのが良いと思います。

 

ゴッホ「夜のカフェテラス」を鑑賞する

ゴッホ「夜のカフェテラス」を鑑賞する

さあ一番見たかった作品がやってきました。印象派画家のゴッホの場合は、チューブから出したままの絵の具を軽いタッチで線状に塗っていく手法をよく使います。そのためまずは近づけるところまで接近して盛り上がった絵の具のインパクトを楽しみます。それが終わったら数歩下がって見てみる。角度を変えて見てみる。限界まで下がって見てみる。など様々な見方を楽しみましょう。

 

 

座りながら鑑賞の図

座りながら鑑賞の図

6. ちょっと休憩

 

ずっと立ったまま鑑賞しているとさすがに足が疲れるので、展示室内の各所に用意されている休憩スペースで一休みをしましょう。美術館によっては、作品を取り囲むことができる部屋の中央部分にイスが用意されていることもあり、座りながら作品をじっくり堪能することもできます。常に絵を見ながら思考を巡らせている為か、頭も非常に疲れるので、何も考えずに作品を眺めるというのも良いかもしれません。

 

トイレについても、内部に設けられているのが普通なので心配することはありません。もし見つからなかったら、展示室内にいるスーツ姿の係員に一声かけてみてください。現代アートでよくある、トイレに寄ろうとしなければ気づかなかったような、隠れ展示が見られることもあります。

 

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